日本株式への投資では、
資産を大きく成長させることは期待できない・・・
そのような印象をお持ちではありませんか。
確かに日本経済は、米国や中国などの海外の主要な国々と比較すると、近年は経済成長率も低く停滞傾向にあります。
日本の企業の中には成熟期に入ったといえる企業も多く存在しますが、一方で大きな成長が期待できる企業に投資することができれば、成長の果実を享受することができるかもしれません。
着目点
01
中小型株の特徴
長期で見ると中小型株は、TOPIX(東証株価指数)や大型株に比べ、堅調に推移しています。
- 期間: 2002年6月末~2022年9月末(月次)。2002年6月末を100として指数化(配当込みベース)
※TOPIX:TOPIX(配当込み)、大型株:TOPIX100(配当込み)、中型株:TOPIX Mid400(配当込み)、小型株:TOPIX Small(配当込み)
- 出所: ブルームバーグのデータを基にちばぎんアセットマネジメント株式会社作成
※上記は過去の情報であり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
着目点
02
中小型株の特徴
一般的に、中小型株には成長段階にある企業が多く存在し、大型株を上回るEPS(一株あたりの利益)の成長が期待されます。また、EPSの成長に伴い株価の上昇が期待されます。
- (注) 大型株・中型株・小型株の分類は東京証券取引所の定義による
- 期間: 2017年~2023年 ※2022年、2023年はブルームバーグ予想
- 出所: ブルームバーグのデータを基にちばぎんアセットマネジメント株式会社作成
※上記は過去の情報であり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
着目点
03
中小型株の特徴
TOPIX構成銘柄のうち、中小型株の時価総額は大型株と比較し6割程度です。一方、中小型株の銘柄数は大型株の約20倍で、豊富な投資機会が存在しています。
※2022年6月末時点
※大型株:TOPIX100構成銘柄、中型株:TOPIX Mid400構成銘柄、小型株:TOPIX Small構成銘柄
- 出所: 東京証券取引所のデータを基にちばぎんアセットマネジメント株式会社作成
※上記は過去の情報であり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
中小型株市場で成長銘柄を発掘するには
運用者の“目利き力”が大切だと私たちは考えます。
運用哲学
中小型株といわれる銘柄の中には、企業調査を行うアナリストが相対的に少ないことで、注目される機会も限られることから、株価が割安に放置されている銘柄が多く存在します。
また、これまでにないユニークなビジネスモデルを展開する企業もあり、企業価値の判断が難しい銘柄もあります。
私たちは、きめ細かい取材力を活かし、成長のポテンシャルが高い銘柄を発掘して投資を行うことで、投資家の皆さまの資産形成に貢献できるような運用に努めてまいります。
運用スタイル
組入銘柄の選定には「ボトム・アップ・アプローチ」を採用しています。
「ボトム・アップ・アプローチ」とは、個別企業の調査・分析を詳細に行い、投資銘柄を選定しポートフォリオを構築する投資手法です。
具体的には、財務諸表等の数値で表せる「定量」的要素と、数値データではなく、企業の意思決定の仕組みや事業に対する考え方等の「定性」的要素の両面から企業の評価を行います。
定量面
~財務指標等の数値に表れる要素~
主な調査方法
- 財務諸表等の会社公表資料の分析
- 業界動向の分析
- AI分析、クオンツ分析
定性面
~数値に表れない要素~
主な調査方法
- 経営者との面談
- 工場等の製造現場や販売現場の見学
- SNSやWebを使い製品やサービスを分析
チーム力
私たちの強みは“多様性”と“スピード”にあると考えます。チームのメンバーは年齢も幅広く、それぞれ得意とする分野があり、アイデアを持っています。既成概念にとらわれず、様々な角度から自由闊達な議論を行い、投資銘柄を発掘しています。加えて、縦割りではない、フラットな組織だからこそ、各自が取材等で得た情報をタイムリーに共有化でき、迅速な意思決定を可能としています。
運用チームのイメージ
変化をチャンスに
日本は今、変革期にあります。コロナ禍で人々の生活様式は大きく変容しました。また、世界的な構造変化を受け、日本政府はデジタル化と脱炭素化を強力に推進しています。こうした状況の中、私たちは大きな潮流を見つめながらも、足もとの小さな変化の兆しを逃さぬよう、全方位的に世の中の動向を分析し、投資先を選定していく考えです。
中長期的な成長が期待できる投資テーマの例
リ・オープニング
新型コロナワクチンの普及による経済活動の正常化に伴い、特に「コト消費」と呼ばれる体験型の消費の伸びが期待できる。
デジタルトランスフォーメーション(DX)
少子高齢化が進む日本において、デジタルを活用してビジネスモデルを変革していくことは不可欠。政府の後押しもあり、今後の伸びしろが期待できる分野。
健康
少子高齢化に伴い中長期的な拡大が期待される医療福祉関連や、成長回帰が期待される医療機器分野。
脱炭素(電気自動車、グリーンエネルギー)
日本は2050年までに温暖化ガスの排出量実質ゼロを目指すと宣言。目標達成に向けた政府による支援等はこれからであり、息の長いテーマとして着目。
上記は作成日時点の情報であり、今後変更する可能性があります。また、上記は長期的な成長が期待できる投資テーマの一例であり、すべてを網羅するものではありません。